甲状腺の治療方式

甲状腺の治療方式

それに、疾患のカテゴリー別に主な治療法をご紹介しましょう。
甲状腺機能亢進症(8〜9割がバセドウ病)では、甲状腺ホルモンの生成を正常値に戻すための治療がおこなわれます。
主な治療法には、内服薬治療、放射線ヨード治療(アイソトープ治療)、外科手術の3治療法があるようです。
甲状腺機能低下症では、甲状腺が分泌出来ない甲状腺ホルモンを補足する治療がおこなわれます。
慢性甲状腺炎(橋本病)で甲状腺機能低下の状態がみられる場合にも、同様の治療となってきます。
悪性の甲状腺腫(甲状腺癌)の治療は、手術による摘出が基本となってきます。
甲状腺腫が良性であっても、しこりが大きい場合や複数できている場合には、切除手術がおこなわれます。
単純性甲状腺腫では、腫瘍も炎症もなく、ホルモンの値も正常であるため、治療はおこなわれず経過観察のみが必要となります。
慢性甲状腺炎(橋本病)で甲状腺機能に異常がみられない場合も、特に治療がおこなわれないことがあるとおもわれます。
亜急性甲状腺炎では、痛みの解消と熱を下げるために、内服薬治療がおこなわれます。
このほか、首の腫れやしこりを美容的な観点から治療する方式や、眼球の突出を和らげる治療など、各症状に対する補助的な治療もおこなわれています。
いずれの疾患でも治療方式の選択に際しては、状態、年齢、生活環境などが考慮され、患者に合った治療計画が立てられます。